アプリを開発したけど、どうやってリリースするのかイマイチ分かってない……。
業務でリリース作業を任されたけど、出来るか不安……。
そんな方に向けて、2020年11月にリニューアルした GooglePlayConsole の使い方を解説します!
私も自信がなかったので、備忘録としてまとめました。
お役に立てると嬉しいです!💪
前提
- GooglePlayConsole がストア公開するための管理画面であることを理解していること
- GooglePlayConsole にログインしていること
- GooglePlayDeveloper プログラムの登録・支払済みであること
注意点
1つの記事で手順をまとめてみたら、1万文字を超えてしまいました。
というわけで、複数の記事に分けております。
あくまでこちらの記事は、公開までの手順をまとめた記事です。
予めご承知おきください。
アプリ公開までの手順を確認
まずは、Androidアプリをストアに公開するまでの手順を確認しておきましょう!
- GooglePlayConsole にアプリを作成(登録)する
- 登録したアプリの詳細な情報を設定する
- 署名付きアプリ(バイナリ)を作成する
- GooglePlayConsole に作成したアプリをアップロードする
- アプリをテストする(任意)
- テストしたアプリを製品版としてリリース(ストアに公開)する
以上の6つの手順が必要になります。
GooglePlayストアにアプリを作成(登録)する
アプリケーションを公開するために GooglePlayConcole に登録する必要があります。
登録する情報としては、アプリ名はもちろん、言語や有料アプリかどうか、ゲームアプリかどうかなどを設定します。
ここでは、アプリの基本情報を登録していきます。
☞GooglePlayConsole にアプリを作成(登録)する方法
登録したアプリの詳細な情報を設定する
アプリの情報を具体的に登録していく「アプリのセットアップ」という工程です。
- アプリの掲載情報(アプリ説明文、画像など)
- 広告があるか
- コンテンツのレーティング
- ターゲットユーザーはどの層か
- ニュースアプリかどうか
- アプリのカテゴリを選択
このほかにも設定する項目があります。
個人的には、この工程が一番時間がかかると思っています。
☞GooglePlayConsole でアプリの情報を設定する手順を解説
署名付きアプリ(バイナリ)を作成する
アプリをリリースするなら、この工程は終わっているかもしれませんが、念のためご紹介します。
ストアに公開するには一般的に「ProductRelease」というフレーバでビルドします。
要するに、本番用のアプリケーションを作らないといけないわけですね。
そこで署名という行為が必要になります。
自分が作ったアプリを、自由に誰でも更新できてしまうと、大変なことになりますよね。
自分が作ったアプリは、自分しかアップデートできないようにするため「署名(サイン)」をします。
☞Androidの署名付きアプリを作成する方法(Generate Signed Bundle)
GooglePlayConsole に作成したアプリをアップロードする
ここは簡単です。
リリーストラックを作成して、そこにアプリケーションをアップロードします。
リリーストラックへは、ドラッグ&ドロップするだけです。
「1.0.0」や「2.0.1」などのリリースごとに作成する個別のバージョンのことです。箱をイメージしていただけると良いです。
アプリをテストする(任意)
アプリの準備をして、公開情報の設定もできた。
あとはテストです!
アップロードしたアプリをテストすることができます。
つまり、「これからストアに公開する本番アプリをそのままテストできる」ことで信頼性を確保できます。
公開する前のアプリでテストして問題がなければ、公開後も問題なく動作するはずです。
☞GooglePlayConsole でアプリの内部テストを行う方法
テストしたアプリを製品版としてリリース(ストアに公開)する
そして最後にストア公開作業を行います!
こうしてAndroidアプリは世界に発信されます。
まとめ
最後にもう一度、Androidアプリの公開手順をおさらいしておきましょう!
- GooglePlayConsole にアプリを作成(登録)する
- 登録したアプリの詳細な情報を設定する
- 署名付きアプリ(バイナリ)を作成する
- GooglePlayConsole に作成したアプリをアップロードする
- アプリをテストする(任意)
- テストしたアプリを製品版としてリリース(ストアに公開)する
以上の6つの手順が大まかな流れです。
良いAndroid開発ライフを!👋