【iOS開発】Xcodeで「file not found」と表示された時の対処方法

OSSのイメージ画像iOSアプリ開発

Import文の横に佇む「file not found」の赤文字。

サバ缶
サバ缶

業務で1時間ほどハマってしまいました。。。

備忘録かつ、どなたかのお役に立てれば幸いです。

原因

今回、エラーが表示されているのは「import」の場合で説明します。

エラーとして出力されている通り、ライブラリ(CocoaPods)のファイルが認識されていないことが原因です。

そして「file not found」と表示されています。

つまり、「Importしたライブラリが見つけられない!」ということを伝えています。

そのライブラリ(CocoaPods)をちゃんと読み込ませれば、解決するということが予測できますね。

対策の手順

下記の手順を試してみましょう。

  1. プロジェクトのディレクトリをFinderで開く。
  2. 「Podfile.lock」を削除する。
  3. 「プロジェクト名.xcworkspace」を削除する。
  4. ターミナルで、プロジェクトにまで移動する(cdコマンド)。
  5. 「pod install」を実行する。
  6. (Xcodeを開いている場合は閉じてから)
    再生成された「プロジェクト名.xcworkspace」を開いて再起動する。

以上です。

NGだった対策の手順

補足として、以下のような手順もご紹介します。

別の方法
  1. 「Podfile.lock」を削除する。
  2. 「プロジェクト名.xcworkspace」を削除する。
  3. 「pod update」を実行する。
  4. 「pod install」を実行する。
  5. ビルドをする→エラー治らん!!

私は、これで1時間ほどハマってました。。。

手順の解説

Podfile.lock

この「Podfile.lock」は、pod installコマンド実行時の各ライブラリのバージョンが記載されています。

このファイルは削除してもpod installを実行すれば再生成されます。

.xcworkspace

Podfile.lockと同様に、こちらも再生成されます。

CocoaPodsを使ってライブラリを導入している場合、この「.xcworkspace」というファイルを利用します。

上記2つのファイルを削除して、「pod install」コマンドを実行することで、ライブラリの紐付けをしています。

次にオススメ

CocoaPods についての理解を深めるなら、以下の記事がおすすめです。

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