【4つだけ】Webシステムの利用形態の種類をまとめてみた

Webシステムを開発する男性コンピュータの形態
サバ缶
サバ缶

どうもこんにちは!
サバ缶(@tech_begin)です。

世の中には、様々なシステムで溢れています。

Web上で動作するものもあれば、手元のスマホで動作するもの、
ネットワークにつながらずPC単体で動作するシステムもありますね。

そんな様々なシステムを今回はWebシステムに絞ってご紹介します。

Webシステムの利用形態の種類

様々なシステムが世の中にはありますが、大きく4つに分けられます。

Webシステムの利用形態の種類
  • クライアントサーバシステム
  • 対話型処理
  • リアルタイム処理
  • バッチ処理

クライアントサーバシステム

一般的なシステムの形態です。
サービスを要求する「クライアント」と、サービスを提供する「サーバ」で構成された形態です。

クライアントとサーバで処理を分担することで、システムの負荷を軽減し、処理効率を向上させることが可能です。

クライアントサーバシステムの図解

サーバには、提供するサービスによって、プリントサーバ、データベースサーバ、メールサーバ、ファイルサーバ、Webサーバなど様々です。

インストールするミドルウェアによって異なります。

対話型処理

コンピュータとユーザが対話していくように、交互に処理を実行しながら進めていきます。

ユーザはディスプレイを通じて、コンピュータから要求された操作を返し、コンピュータと相互に処理を実行します。

対話型処理の例と技術
  • 具体例
    • 会員登録など
  • 技術
    • PHP
    • Perl

少し昔の話になりますが、auのガラケーに入っていた「しゃべって コンシェルジュ」の羊の執事君が有名ですね。

リアルタイム処理

データの入力が行われた時点で、すぐに処理を実行する形態です。

リアルタイム処理の例と技術
  • 具体例
    • 航空機の座席予約システムなど
  • 技術
    • Ajax(ポーリング、ロングポーリング)
    • Server Sent Event
    • Web Socket

バッチ処理

ユーザが 10,000人居る、通販アプリケーションを運用していたとします。
そのユーザは、週に1回買い物をするとします。

すると単純計算で、月に 40,000回の決済が行われることになります。
その 40,000回の決済、月末に売り上げ集計を出すのは人の力では難しいです。

そこでデータをある一定期間貯めておき、一括で処理したりする形態を利用します。

これを「バッチ処理」と呼びます。

バッチ処理の例と技術
  • 具体例
    • 月末の売り上げ集計処理
    • 会員登録から半年経ったユーザに対してクーポンを発行→送信する
  • 技術
    • cron
      • UNIX系OSに搭載されているデーモンプロセス(裏でずっと動いているプログラム)を使用して、定期実行するのが一般的です。
      • この cron が、指定された日時にPHPなどのファイルを実行します。

まとめ

基本的には4つの利用形態があることがわかりましたね。

Webシステムの利用形態まとめ
  • クライアントサーバシステム
  • 対話型処理
  • リアルタイム処理
  • バッチ処理

基本的にはこれらが大きな利用形態の分類となります。
これだけ押さえておけば問題ないでしょう!

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