【新人/未経験向け】エンジニアにとって『タイピング速度』って重要なの?

タイピングの重要性_アイキャッチマネジメント
サバ缶
サバ缶

どうもこんにちは!
サバ缶(@tech_begin)です。

私は今の会社に新卒入社して5年目になりました。

のべ15人ほどの新卒たちの教育を担当して、私なりに感じる部分がありました。

それが『みんな思ったよりタイピングのスピードが遅い』ということです。

以前、こんなツイートをしました。

今回は、タイピングに関して私が考えていることを述べたいと思います!

  • エンジニアにとってのタイピングとは、呼吸と同等の行為である。
  • エンジニアは、フードファイターである。

新卒にとって『できる』仕事とは

新卒は、先輩上司からの信頼もまだ得られておらず、できる仕事も限られています。

そこで、多くの現場ではまず『議事録を書く』という仕事から始まるかと思います。

先輩上司としては『聞いた話をタイピングするだけの簡単な仕事』としてお願いしていることが多いです。

なぜ議事録を任せるか、その目的は以下のようなものが挙げられます。

議事録を任せる目的
  • そのプロジェクトに参画しているステークホルダーを知る
  • そのプロジェクトで使用されている技術や用語を学ぶ
  • 人の話を聞き、要約してまとめる力を身につける
  • それまで議事録を書いていた先輩上司の負荷を減らすため
    • もっと重要な別の仕事ができるので生産性が上がる

「ステークホルダー」という言葉については、以下の記事で詳しく紹介しています。

ある程度、タイピングが速くないと仕事ができない

だけど「議事録を書く」作業には、ある程度のタイピング速度が必要不可欠になりますよね。

なぜなら、どんなに話を聞いていても、手元が遅いのでは聞き漏らしてしまうためです。

そして成果物(議事録)が作成できない、つまり仕事ができないことを意味します。

タイピングが遅い
→議事録が書けない(追いつけない)
→任せた仕事ができない

これは、議事録だけに限りません。

コーディング、チャットツールでのお客様/社内での連絡、納品物のメール連絡、プレゼン資料の作成……などなどほとんどの業務でタイピングが必須となります。

タイピングのスピードが遅いのは、全ての業務スピードにも影響していきます。

タイピングにまつわる体験談

ある実体験をご紹介します。

私は、とある新卒「Aくん」に議事録の作成をお願いしました。

初めてのプロジェクト会議への参加、Aくんは不安いっぱいです。

そんな不安な中でも頑張って議事録を書いてくれました。

しかし、確認してみるとほとんどの内容が書けていなかったのです。

なぜ書けなかったのか

何かしらの原因があると思っていたため、その場では強く言いませんでした。

そしてある日、Aくんがタイピングしている様子を見て確信しました。

『タイピングがお、遅い……!!!』

彼は真面目で、一生懸命な姿勢も感じられる人物でした。

しかし、タイピングが遅いというだけで、業務効率がとても悪い状況だったのです。

(本人も課題に感じていました)

「タイピングって、ないがしろにされがちだけど、息をするように、喋るように打てないのは結構マズいな」と感じました。

その後、Aくんのタイピングフォローに入って、無事改善はしましたが、意外と新卒3年目とかでもタイピングが遅い子を見かけるので心配になります。

エンジニアにとってのタイピングとは

昨今では、IT業界以外でもコンピュータを使う場面が増えてきました。

私は学生の頃、ホテルでアルバイトをしていました。

片田舎のホテルでしたが、そこでは『空き部屋管理システム』や『売り上げ管理システム』を操作する場面も。

エンジニアであれば尚更、キーボードを叩く場面は日常茶飯事です。

エンジニアにとってのタイピングは「呼吸するほど重要な行為」であると考えます。

タイピングの重要性を伝える際の例

新卒たちに伝える際、私は他のものに置き換えて伝えることが多いです。

そのほうがイメージして伝わるからです。

技術に精通している人ほど専門的な技術を詳しく教える傾向がありますが、それはかえって伝わりにくく、教育の観点において効果的とは言えません。

概要をまずは伝えて、本人の頭の中でイメージしてもらう、多少の誤差はあってもいいのでざっくり伝えることを意識しています。

私は中途半端に技術のことがわかるが故に、技術に精通していない新卒や未経験の方に抽象化した伝え方ができるのだと自負しています。

まずはエンジニアから見ていきましょう。

タイピングの重要性の具体例_1
エンジニアにとってのタイピング
  • 全ての基礎
    • タイピング
  • スキル
    • コーディングや設計能力 etc…
  • ミス
    • タイピングミス

次に、別のもので置き換えてみましょう。

それは『フードファイター』です。

「印象的に残る言葉」であり「縁遠くないもの」として例えに出しました。
そのようにすることで、新卒たちの記憶に残りやすいためです。

タイピングの重要性の具体例_2
フードファイターに置き換えると…
  • 全ての基礎
    • 箸を持つ
  • スキル
    • 胃の大きさ(食べる量)
  • ミス
    • こぼす

このほかにも、大工さんであれば道具の扱い方、YouTuberであればカメラの扱い方など例えはいくらでも挙げられそうですね!

その中でも、エンジニアとフードファイターは、結構親和性が高いんです。

タイピングの重要性の具体例_3

タイピングミスをすれば、文字を消して正しい文字を入力し直さなければなりません。つまり2倍の時間がかかっています。

フードファイターも同様、食べ物をこぼせばそれを拾ってきちんと全部食べなければなりません。同様に2倍の時間がかかっています。

まとめ

エンジニアだけでなく、経理やデザイナーなどホワイトカラーの職業には必須とも言えるタイピング。

文頭で書いた『エンジニアにとってのタイピングとは、呼吸と同等の行為である』というのが伝わりましたでしょうか。

もし何かご意見などございましたら、お気軽にTwitterにてご覧絡くださいませ!


おいおいおい!!

ちょっと待ってよ、偉そうに言ってるけど

サバ缶さん、あなたのタイピングはどうなの?

サバ缶
サバ缶

ウッ

新卒に教育する者として、自分もちゃんとしてないといけませんよね。。。
私のタイピング速度はこんな感じです……。

寿司打でのタイピングスピード結果
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